渋谷高校の教育活動やイベントなど最新情報を掲載しています。
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2019/3/22

【生徒会】 部活動の歓迎セレモニー #194

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 新入生の合格者説明会を前に、各部活動の生徒が勧誘を行いました。

  各部は、チラシを配ったり、演奏したりと、新入生の入部を大歓迎しました。
入学式の翌日には、新歓セレモニーを予定しています。

2019/3/15

3学期終業式  #193

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3/15(金)3学期終業式を行いました。
校長の式辞の後、
生活指導部長から今年度を振り返って話があり
また、進路部長から今年度の進路状況について
報告がありました。
次に部活動の表彰が行われました。
ダンス部ヒップホップチームの決勝大会出場決定を
表彰しました。
最後に生徒会執行部から校則改訂について
報告・説明がありました。




校長の式辞を以下に掲載します。
皆さん、おはようございます。
今日ここにいる1年生、2年生の皆さん、進級おめでとう。皆さん一人ひとりがそれぞれに努力した結果だと嬉しく思います。
残念ながらいくつかの教科で単位認定してもらえず、仮進級した皆さんは、追認定をしてもらえるチャンスがありますから、必ず受講して不認定教科をなくすように努めてください。
 
さて、2月27日に卒業式がありました。皆さんの先輩である71期生が、それぞれに新しい進路に向けて渋谷高校を巣立っていきました。
卒業生からの答辞の中で在校生の皆さんに語りかけるこんな一節がありました。 
 
「私たちが過ごした3年間、テロの危険性があるとの理由で修学旅行の行先が変更になったり、猛暑や豪雨、大きな台風21号などの災害に見舞われたり、今まで味わったことのないことがいくつもありました。特に大阪北部地震は初めて経験する大地震でした。登校中に被害にあった人も多くいました。大けがをする人がいなかったのは奇跡だと思います。
グラウンドで点呼をしたとき友達が無事であったことに安心している、みんなの顔を鮮明に覚えています。だからこそ、3年間の教室での何気ない日々が本当にかけがえのものだと感じます。
くだらないことで笑ったり騒いだり、クラスの仲間と過ごした日々はそれだけで大切で、ありがたいことだと感じました。
在校生の皆さん、「今」を全力で楽しんでください。「今」を大事にすることで、きっと笑顔あふれた高校生活になると思います。決して後悔しないように、自分を信じて仲間とたくさんの思い出を作っていってください。」
 
というメッセージでした。このあと、先生方や家族への感謝の気持ちを述べて答辞は締めくくられています。卒業した71期生が、後輩の皆さんに伝えたかったことは、
「同じことの繰り返し、平凡な毎日のありがたさ。−平凡であり続けることは実は非凡である。すばらしいこと、すごいことであるということ」
「勇気を出して仲間を作り、仲間をたいせつにすること」 
「時間を大切にして、自分を信じ、仲間を信じ、自分を輝かせること」
「人への感謝の気持ちを忘れないこと」
の4つでした。
実はこの4つのことは私が1学期の初め皆さんにお話ししたことと同じです。
私は1学期の始業式や入学式で次のようにお話しました。
「渋高生には 一人ひとりに 輝く個性がある。
「やったらできる。やらなでけん!」これが本校のモットーです。ダイヤモンドの原石が磨かれて初めて輝くように、ひとの可能性は1000%、無限大です。失敗してもかまいません。勇気をもって何かに挑戦してみてください。
何事もやってみないと可能性はゼロです。「やったらできる。やらなできん!」夢をおってください。自らの可能性に チャレンジし続けてください。自分自身を大切にし、毎日の努力を積み重ねれば、必ず展望は開けます。」とお伝えしました。
今年度も期待していた通り、ダイヤモンドの原石が磨かれ光り輝く瞬間をたくさん目にしました。
本当にすばらしい生徒のみんなに誇りと感動をもらった1年でした。
来年度も、どんな感動が待っているのか楽しみです。
素敵な春がめぐって来ることを願い、4月にまた、正門で元気な挨拶と一緒に皆さんの笑顔に会えることを願って今日の話を終えます。

2019/3/7

【1・2年合同】 総学講演会 #192

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 1・2年生合同の総学講演会を行いました。

  3年間を見通した目標設定を受けて、現状を把握した上で、今後の課題と目標を明確にする。また、2・3年の成果発表を聞いたり、他学年と交流することで、より学びを深める。この2つが今回の「総合的な学習の時間」の目的です。
 第1部は体育館で、司会は放送部が行い、各学年の取り組みを報告しました。
 1年生はG−PROの優秀班3つがプレゼンをし、2年生は1年間の取り組みをスライドで紹介し、3年生は3年間を振り返って成果を発表しました。 前で発表する生徒に注目し、みんな集中して聞いていました。
 第2部は9つの分科会に分かれ、テーマごとに活動報告を聞き、ワークショップを行いました。司会も進行も生徒が担いました。
  初めて出会う1・2年生合同チームでのグループワークは少し緊張した様子も見られましたが、自分が選んだテーマについて深めることができていました。分科会は、ボランティア・行事作り・模擬裁判・国際協力・地域交流など多岐に分かれていて、卒業を控えた3年生も20人がファシリテーターとして活躍しました。

 学年を越えた出会いや学びが深まりました。

2019/2/27

第71回卒業証書授与式 #191

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2/27(水)第71回卒業証書授与式を挙行しました。
第71期生308名が渋谷高校を巣立っていきました。
創立以来23117人の卒業生を出したことになります。
来賓の皆さんから花束の贈呈もしていただきました。


以下に校長による式辞を掲載します。

本校中庭では梅の花が開き、ようやく春の兆しが見え始めたように感じられます。
そんな春の佳き日、ここに卒業を迎えられた渋谷高校七十一期生の皆さん、今日は本当におめでとうございます。そして、保護者の皆様には日頃より、本校の教育活動にご理解ご協力いただけましたことに改めて感謝申しあげますと共に、本日はお子さまたちのご卒業、誠におめでたく、心よりお祝い申しあげます。
 
また、本日は公私ご多用にも関わりませず、ご来賓として大阪府教育委員会ご代表をはじめ、多数の方々にご臨席賜り、この式典に花を添えていただきましたことは誠にありがたく、厚く御礼申しあげます。
 
さて、卒業生の皆さん。少し聞きなれないお話をします。私たちの住む宇宙には「エントロピー増大の法則」というものがあるそうです。それは「秩序あるものは無秩序になる」という法則です。例えばエジプトのピラミッドも3千年経つと徐々に風化し砂になる。美容院に行ってきれいに切りそろえられた髪の毛も数週間経てば伸びてきてバランスが崩れてきます。熱烈な恋もいつかはさめる。でも、これまでこの法則に逆らってきたものがこの地球上には存在します。それが生命です。

生命は38億年、この法則に逆らってました。では、どのようにして生命はこれだけ長い間、この法則に逆らい続けてくることができたのでしょうか?そんな生命の不思議さを幼いころから感じ、生物学者となった福岡紳一さんが「動的平衡」という本の中で次のような考えを示しています。
「動的平衡」とは「動的」すなわち絶えず動いて、「平衡」つまりバランスを保っているということです。私たちの体を構成する細胞は決してとどまることなく入れ替わり続けます。だから、今日()の私たちの体は数か月前とは全く別の細胞でできています。でも、全くの別人になることはありません。周りの友達がみんな、数か月前と全く別人のようになってしまったら大変ですね。でも、そんなことはありませんね。生命の営みには細胞を変化させながらも持続性を保つ仕組みがあるからだと福岡さんはいいます。そして、この状態のことを「動的平衡」と呼んでいます。細胞が変化しつつもかろうじてこの状態を保っている様子を「一輪車に乗ってバランスを保つときのように、むしろ小刻みに動いているからこそ平衡を保つことができること」にたとえています。
 
私たちは絶え間なく食べ物を体内に取り入れないと生きていけません。「食べる」という行為は、食べ物の成分は体中のあらゆるところに行って体の一部になります。その時、それまで体を作っていた分子や原子は、代謝され体の外へ排出されます。つまり、食べるということは自分自身を入れ替えているということになります。言い換えると生命は絶え間なく自らを壊し続けているのです。生命は「エントロピー増大の法則」が細胞を壊してしまう前に、あえて先回りして自らを壊し、作り変えているのです。こうやって私たち生命体は絶えることなく今日まで存在してきました。
 
生命の営みは皆さんに一つ大切なことを教えています。壊して作り替えるということは自らをあえて不安定な状態にもっていくことになります。でも、それがあるからこそ「エントロピー増大の法則」に逆らい、生命は存在し進化し続けています。人間が歩く時も同じです。一歩を踏み出すということは、片足で立つ瞬間ができます。その瞬間、体は不安定さを作り出すことになります。でも、そうすることによって体は前に進み出て次の一歩となり前進できます。皆さんも現状の自分に満足することなく、常に新しい自分を思い描き、それに向かって常に挑戦し、進化、成長し続けてください。「やったらできる。やらなできん。」「新しくがんばれる場所を見つける」渋谷高校のキャッチフレーズをいつまでも忘れず、常に何かにチャレンジする気持ちを持ち続けてください。
 
 
最後に、保護者の皆さまには、重ねてお祝いを申しあげますとともに、七十一期生の皆さんの前途に幸多かれと祈念いたしまして私の式辞といたします。
 
 
平成三十一年二月二十()
 
大阪府立渋谷高等学校 
校長  浅尾 悦司

2019/2/23

保護者向け進路講演会を実施しました #190

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2月23日(土)午前9時30分より、1・2年生保護者を対象に、卒業後の教育費に関する講演会を実施しました。
最近の大学・短大の教育費、とりわけ奨学金や教育ローンについて、ファイナンシャルプランナーの白坂大介様から「教育費の現状とその対策について」と題し、ご講演いただきました。
多数の保護者・生徒の皆さんにご参加いただき、皆さん熱心に聞いておられ、これからの進路選択と資金面で準備の参考にしていただけたと思います。

続けて本校の奨学金担当の教員から奨学金に係る事務手続きについて説明をおこないました。
来年度、奨学金制度が大きく変わることから、情報の収集がとても大切になります。
新しい情報をその都度お伝えし、奨学金制度を有効にかつ適切に活用できるよう今後とも組織的に取り組んでまいります。