渋谷高校の日々の出来事を綴ります。

2013/11/19

授業力UP講座 第2弾

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 昨日(18日)の放課後に、教職員対象に「聞いて分かりやすい話し方」についての研修を行いました。講師はフリーアナウンサーで各地の高校の放送部がお世話になっています。渋高の放送部が全国で優秀な成績を収めているのも安田さんのご指導のたまものと言っていいくらいです。

 これまで受けた授業で一番よかったのはどういう授業か、それと今している授業との違いは何かを参加者相互で考えました。また、実際に短い文章を声を出して読んだうえで、いくつか注意点を示してもう一度読み、効果を確かめたりしました。基本は、「音だけ、はじめて、一度だけ」の覚悟で話すことだそうです。

 ただ聞いているだけでなくて、自分の考えを述べたり、実際に話してみたり。これで先生の話すことがもっと分かりやすくなるかな。私ももっと文を短くしよう。

2013/11/19

PTA第一ブロック協議会研修会&第一ブロック音楽会

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 16日(土)に万博記念公園駅そばのホテルで開催されたPTA協議会の総会&研修会に出席してきました。幹事校の東淀川高校PTAの皆様にお世話いただきました。

 研修会ではノンフィクションライターの北村年子先生の「『ガンバレ』よりも『よくやってるね』−生き抜く力を育てるために」と題した講演を伺いました。先生はホームレス支援に取り組むほか、いじめ問題の解決にも積極的に関わっておられます。自分を好きであることの大切さ、「認める」とともに「許す」ことの大切さ、何より「助けて」と言えることの大切さを語っておられました。高校生は明るくふるまっているようにみえても、いろんな悩みを抱えています。その心に少しでも寄り添えたらと考えた2時間でした。
 翌17日(日)には、やはり万博公園のそばにある金襴千里大学の佐藤記念講堂で開催された第1ブロック音楽会に行ってきました。第1ブロックの各校の音楽関係のクラブ(吹奏楽部、弦楽部、管弦楽団)に加えて、授業で音楽を選択している生徒の発表がありました。渋高は1・2年生の音楽選択生が「あの素晴らしい愛をもう一度」など3曲を歌ってくれました。ちょうどこの日の未明に聞いていたラジオ番組がきたやまおさむさんの特集をしていて、1971年に発売されたこの曲を流していました。偶然だなと思いつつ、1971年というと生徒が生まれるはるか前、でも私は高校2年生でした。懐かしい。昼休みを返上して練習した成果はどう聞いてもらえたかな。なお、今年も会場内のアナウンスは渋高放送部の諸君が担当してくれました。

 前の週は美術、今週は音楽、やはり芸術の秋なのです。中庭のけやきが色濃く黄葉を始めました。そろそろと冬の足音がしてきました。3年生は進路決定の正念場、1・2年生は進級に向けての大切な時期です。出来る限りのことはしておこう。

2013/11/19

オープンスクール&PTA秋季研修バスツアー

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 9日(土)はオープンスクールを実施しました。213人の中学生に参加していただきました。学校生活の説明と施設見学に加えて、各教科の先生によるこれぞ高校の授業というものの一部分や部活動体験などに参加していただきました。選出されたばかりの生徒会長が参加者に元気にあいさつをしてくれました。私からは、あちこちの学校をよく見て、よく相談して志願校を決めてくださいとお話をしました。大切なことは是非とも入りたいと思える学校をみつけることです。そして、準備する。前期入学者選抜まで3か月あまり、まだ時間はたっぷりあります。
 翌10日(日)はPTAの秋季研修で徳島県鳴門市にある大塚国際美術館に行ってきました。そのときの様子はこちらにあります。朝からはあいにくの雨でしたが、現地では降られることもなくまずまずのお天気でした。池田を出発して、本州と四国を結ぶ明石海峡大橋、鳴門海峡大橋を渡って徳島へ。本当にあっという間でした。なんといっても明石海峡大橋は世界一の吊り橋、日本の技術の粋を集めたものです。鳴門海峡大橋からは真下に渦潮が見えていました。大塚国際美術館は陶板に焼き付けた世界中の名画が、これでもかこれでもかと言った具合に展示されています。山の中に穿たれた広い館内で圧倒されました。最初に案内されたローマのシスティナ礼拝堂を模した室内では、天井に描かれたミケランジェロの天地創造の図を一緒に参加された保護者の皆さんとただただ見上げておりました。お昼にはもちろん、阿波鳴門の海の幸をいただきました。

 心と体の休息になった一日でした。

2013/11/8

6日は創立記念日でした

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 一昨日は渋高の創立記念日でした。渋高は大正6年(1917)に、現在の池田市室町に手芸女学校として開校しました。今年は創立96年にあたります。戦後の新しい学校制度の発足に伴い、昭和23年11月6日に池田市立高等学校として開校記念式典を挙行しています。その後、昭和26年(1951)にこの日が開校記念日と定められました。実に、開校以来96年となります。

 100年近い歴史の流れのなかで、設置者が変わり、女子学校から共学へ、教育内容も時代の変化とともに、実学中心から普通教育へと変遷してきました。今後については、府教育委員会が策定した「府立高等学校再編整備方針」では「それぞれの使命(ミッション)」をより明確にすることが求められています。やがて百年になろうとする渋高の、次の百年をそろそろ考えるときです。それにしても変わらぬものは、渋高は一貫して地域の皆様に支えられてきたということです。地域とのかかわりをこれからも大切にしていきたいと考えています。

 昨日、生徒会役員選挙が行われ、会長をはじめ6人の役員が選出されました。渋高の生徒会役員は任期が1年間と長く、その間に新入生歓迎会、体育祭、文化祭といった大きな行事から生徒の代表としての日々の活動まで多忙をきわめます。それだけに、次代の渋高を担う大切な存在として活躍を期待しています。まず最初の大仕事は明日のオープンスクールで中学生の皆さんに渋高のご案内をします。明日来られる方は、彼らの活躍にご注目ください。

写真 左は中庭に咲いたツワブキ 中は東門にある「自由と規律」の碑 右は体育の授業風景

2013/10/25

オープンスクール参加受付は今日までです

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 また台風が近づいています。また大きな災害が起きないか心配されます。

 先週末に中学生のみなさんを対象に学校説明会を開催しました。あいにくのお天気にもかかわらずご参加いただいた皆様ありがとうございました。
 昨日は、箕面市立第五中学校で三年生の皆さんと希望された保護者の方々に渋高の紹介をする機会をいただきました。写真を使いながら、勉強のことや学校生活について20分ほどお話しました。しっかり聞いていただけたと思います。よい機会をくださり、ありがとうございました。
 その時にもお話しましたが、ひとくちに高校といってもさまざまです。いわゆる難易度というのもありますが、そのほかに校風という、その学校独特の雰囲気があります。校風は、生徒が学校生活を送る上でとても大切なものです。校風を知るためには、その学校へ行って、直接生徒さんたちを見て、お話をするのが一番です。そんなこともあって、この時期に各高校ではオープンスクール(体験入学)を開催します。渋高も11月9日(土)に開催予定です。今日が受付締め切り日になっています。

 明日は渋高の2・3年生の保護者の方々に進路説明会を開きます。普段は明るい渋高生ですが、自分の進路希望をなかなか決めきれない人もいます。「先生決めてよ」といった声が廊下から聞こえてくることもあります。そうはいっても自分の人生です。それに今は来年度勉強する選択科目を決める時期です。後悔しない選択をするためには、今の自分にしっかり向き合って、自分の特性をよく知り、何がしたいのかを問うことが大切です。季節は秋。落ち着いて考えるのにちょうどよい季節です。